財務戦略の考え方「最終まとめ」


規模の利益は統計的な事実であり、規模の利益を追求することは企業にとって当然の選択です。一方、財務的な破綻を回避するため、規模に見合った資金力を確保することは企業にとって当然の義務です。

ここで、規模とは総資本のことであり、 資金力とは自己金融能力のことを指します。

総資本と自己金融能力はトレードオフの関係にあるため、規模と資金力は自然の流れではバランスしません。規模と資金力をバランスさせるには、財務的に合理的な意思決定・計画 = 財務戦略が必要です。

財務戦略の策定プロセスには、静的な分析と動的な分析の2つの機能が必要です。そして、財務戦略の策定プロセスには、信用リスクの測定と財務指標分析の2つのツールが必要です。