財務戦略の考え方「規模の利益とは」


規模の利益とは、規模の拡大につれて平均コストが下がり、より多くの利益が獲得できることをいいます。

規模=総資本が大きい企業ほど利益額・利益率が大きいのは統計的にも明らかです。よって、規模の利益を追求することは企業にとって当然の選択だと言えます。

より正確に言えば、現在の利益を維持するためには現在の規模=総資本を維持するのが合理的であり、より多くの利益を獲得したいならば規模=総資本の拡大を目指すのが合理的だということになります。

ただし、規模の利益は総資本を増加させても破綻しなかった企業が獲得できるものです。闇雲に総資本を増加させれば利益が増加するわけではないことに注意を要します。