ポートフォリオ・リバランス効果(H25/10~H26/1)


平成26年2月6日付の日経新聞一面に「融資 中小にも広がる 資金需要強く」という記事が載っていました。検証してみます。

平成26年1月末時点で、平成25年4月から預金が10兆円増加し、貸出が8兆円増加しています。同じ期間で信用金庫の貸出も7千億円増加しています。つまり、日銀の量的質的金融緩和開始時点から8兆7千億円の貸出が増加したことになります。

預貸率こそ変化は見られないものの、「金融モニタリング基本方針(小口の資産査定に関する金融機関の判断の尊重)」に後押しされる形で銀行が融資姿勢を転換し、リスクを取り始めた兆候とも理解できる内容です。

今後の推移を慎重に見極める必要がありますが、日銀の量的質的金融緩和策が徐々に成果を表し始めているのではないでしょうか。

預貸率2