保証契約時の確認事項

保証契約時には、次のことが債権者に求められています。

  • 主たる債務者が経営状況の要件のどの要素が十分でないために保証契約が必要なのか、また、どのような改善を図れば保証契約の変更・解除の可能性が高まるのか、丁寧かつ具体的に説明すること。

  • 物的担保などによって保全されている額を融資額から控除した額を保証金額とするなど適切な保証金額の設定に努めること。また、保証履行時の履行請求額は、一定の要件の下、保証人の資産の範囲内とすること。

  • 保証契約に履行請求額の取扱いを規定すること。

これらを踏まえると、保証契約時に保証人が確認すべき点が4つあります。

  • 主たる債務者が充足すべき経営状況の要件のうち、どの要素が十分でないために保証契約が必要なのか

  • どのような改善を図れば保証契約の変更・解除の可能性が高まるのか

  • 保証金額の設定が適切か

  • 履行請求額に関する規定が保証契約に盛り込まれているか

今までは、「本部がダメだと言っているから」とか、納得できない説明が多かったですよね。今後は、丁寧かつ具体的に説明してもらえるのは有り難い話だと思います。ただ、専門的な話も多いでしょうから、説明を受ける側も的確に理解できる体制を築く必要が有りそうですね。

その通りだと思います。銀行取引や財務会計の世界には、固有の専門用語や価値観が存在しますので、適切なサポートを受けることをお勧めします。

ところで、事業承継時の取扱いに関してガイドラインに規定されていると聞いたのですが・・・。

はい。次に、事業承継時の取扱いに関して説明します。

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