1つの正解を選ぶ

3つの選択肢のうち1つの正解を選ぶのは経営者にとって造作もないことです。しかし、3つの正解のうち1つの正解を選ばなければならない場合はどうでしょうか?

実現可能性の高い抜本的な経営再建計画を立てる時に直面する困難は、1つの正解を選ぶために残りの正解のほとんどを捨てなければならないことです。

  • 役員報酬を減らしたくない
  • 社員の給与を減らしたくない
  • 社員をリストラしたくない
  • 自社ビルを手放したくない
  • 保険を解約したくない
  • ゴルフ会員権を売りたくない
  • 取引先の株を売りたくない

これらは全て正解です。しかし、貸出条件緩和債権の問題を抱える中小企業が最優先で選ばなければならない正解は、

  • 企業を継続させる

ことです。経営者ご自身やご家族のために、一人でも多くの社員のために、取引先企業のために企業を継続させなければなりません。

経営者は、企業を継続させるという1つの正解を選ぶために残りの正解を捨てる覚悟を持つ必要があります。