「実現可能性の高い」とは?

「実現可能性の高い」は、次の要件を全て充たすことを意味します。

  1. 計画の実現に必要な関係者との同意が得られていること
  2. 計画における債権放棄などの支援の額が確定しており、この計画を超える追加的支援が必要と見込まれる状況でないこと
  3. 計画における売上高、費用及び利益の予測等の想定が十分に厳しいものとなっていること

まず、経営再建計画にはメイン行だけでなく複数の銀行が関与していることがあります。その場合、全ての銀行が計画に協力する旨の意思表示を契約書などの書面で取り付ける必要があります。

また、資産売却などのリストラが逐次実施され、その状況に応じて債権放棄等の金融支援が行われる内容の計画となることもありますが、そうした全ての金融支援が計画策定時に織り込まれている必要があります。

そして、計画における売上高・費用・利益の予想が、企業の収益性や事業環境などに照らして十分に現実的な数字であることが必要です。このことは、キャッシュフローによる債務償還能力が重要視されていることを意味します。