財務戦略の考え方「銀行融資の仕組み①」


銀行融資の仕組みにおいて、融資判断は2段階で行われています。

銀行はまず、内部格付制度で借り手企業の基本的な取引方針や貸出条件を決定します。この段階で融資不適格と評価された企業は、不動産担保を提供する意思があったとしても融資を謝絶されます。融資不適格企業に対する貸出債権には50%を超える貸倒引当金を積まなければならず、銀行にとって経済合理性がないからです。

融資適格と評価された企業に対しては、個々の融資案件ごとにその可否・貸出条件が決められます。この段階になって初めて保証の状況・担保の状況・資金使途などが勘案されることになります。

銀行融資を受けるためには、融資適格と評価される必要があるということです。